情報収集がただのネットサーフィンで終わってない?池上彰氏の極意

ネットでの情報収集って、「すごく非効率だなあ」と感じる事はないでしょうか?

ブログやアフィリエイトなどが初めてだと知らない事だらけですので、調べることがたくさんあると思います。
そしてそれをネットで検索する事も多いのではないでしょうか。

ネットの世界は情報が日々変化しているので最新の情報が欲しいですよね。

商品なら「効果があるのか?」ネットビジネスなら「儲かるのか?」という疑問を口コミで確かめたいのでネットは情報源として確かに適しています。

 

ただ私は知らない事をネットで調べると、それを解説している記事の中に知らない言葉がたくさん出てきます。
そして、その言葉を調べているうちにまた知らない言葉にぶち当たって調べる・・・

なんか英単語を英英辞典で調べている感覚で、疲れるしストレスは溜まるし情報にたどり着かないし・・すごく時間の無駄遣いをしている気になります。

 

そんな中、最近手にしたこの書籍にたくさんのヒントがありました。

「僕らが毎日やっている最強の読み方」

 著者:池上 彰(ジャーナリスト)・佐藤 優(作家)

池上 彰氏は毎月18回の締め切り、佐藤 優氏はなんと90回の締め切りがあるというのですから驚きです。書くのもそうですがそれに応じたインプットを消化出来ているのが不思議でなりません。

このお二人が対談形式で各メディア(新聞・雑誌・ネット・書籍)についての扱い方を解説されています。

そのうちネットでの情報収集の部分についてご紹介したいと思います。

大原則①ネットは「上級者」のメディア

情報を入手するのに一番簡単そうなのがネットだと思っていたのですが、お二人に言わせると上級者のメディアだそうです。

その理由は次のように述べておられます。

  • ネットの情報は玉石混淆(ぎょくせきこんこう)で、そこから「玉」だけを選ぶのは難しい(編集と校閲機能がない)
  • 時間を浪費したり、間違った情報に惑わされる危険性がある

 

インターネットは個人が誰でも発信できるので、確かにその情報の事実関係が保証されていませんね。

誰かが書いたことに対して、「裏をとる」こともなく、そのままツイッターやフェイスブックなどで安易に拡散してしまう人も少なくありません。(池上彰)

(ぎくり、としました。)

私はネットでの情報収集が苦手でイライラすることが多いです。
それなのに内容が中途半端だったり、読み物として整っていなかったり誤字脱字があったりするとなおさら結構なストレスになります。

自分も気をつけてはいるのですが。

このハズレに当たる時間を取り除くのがとても難しいのがネットなのだと思います。

 

大原則②ネットは「非常に効率の悪い」メディア

お二人はネットサーフィンの誘惑も含めて、かかる時間に対して得られる情報が少ないのがネットの特徴と述べています。ポイントは次のとおり。

  1. 自分で記事の重要度を判断しなければならない
  2. 紙面と比べると同じ時間で取れる情報量が少ない
  3. そもそもネットで入手できる情報は新聞やマスメディアの二次情報、三次情報

確かに新聞は編集段階でプロの判断が入るので重要な記事は1面にしたり、文字数を多く使ったりしてくれているのでわかりやすいです。

ネット情報でも調べたいことをしっかりした記事にしてくれている方も多いのですが、それを上手に拾ってくるのはやはり初心者には難しいかもしれません。

 

大原則③「プリズム効果」に注意する

これはあるものを特定して調べるというより全体的なニュースをチェックするときの話になります。

ネットには特定のものだけが大きく見えたり、別のものが見えなくなったりする「プリズム効果」がある(佐藤優)

ニュースサイトの機能として、自分が過去に閲覧している情報を優先して表示出来るものがあります。(広告なども同様の機能で自分の調べたものが表示されますよね。)

 

またSNSも自分の気に入った人をフォローしているので、どうしてもネット情報は自分に都合のいいものを集めるようになってしまうということです。

関心のあることについてはどんどん詳しくなる一方で、それ以外はまるで知らないまま、どんどん視野が狭くなります(池上彰)

「知りたいことだけ知ることができる」というのがネットの長所であり短所(佐藤優)

「ネットの論調=社会全体の論調」と思い込んでしまう人も少なくありません(池上彰)

 

以前私はアフィリエイトが儲かるのかというのをよくネットで調べた時期がありました。でも社会全体の事実関係をしっかりした統計で詳しく理解させてくれるものはありませんでした。

ただ、アフィリエイトの市場が伸びている事実がASPの売上としてあるので、報酬額は伸びている=成功者が増えている?と理解しています。

そもそもビジネスとして成立しているので成功者はいるのですが、後発組がどうすれば勝てるのかというきっかけから歴史や環境、市場を調べたことがありました。

結局のところどうしても正確に知りたい情報の場合は「インターネット白書」「ITナビゲーター」など、情報の出どころの保証がある書籍を頼ることになってしまいました。

 

Google検索は不便

お二人は口を揃えてGoogle検索が不便だとおっしゃっています。(書籍の出版は2016年12月29日)

特に執筆をされている関係上、質の悪いサイトが上位表示されていると不便でならないでしょう。
良い情報が眠っていてもそのサイトがSEO的に弱ければなかなかたどり着けない場合もあるはずです。

新しい情報、更新しているサイトが上位に来るとも言われていますから、特に歴史関係などは合わないでしょうね。

Googleは頻繁にアップデートを行って改善していますので価値のあるコンテンツが上位に来る日が来ないとも言えませんが、いたちごっこになる心配もしています。

 

ネットで情報を得る必要が何度もあると思いますが、以上の点に気を付けながら効率的に行いましょう。

そして我々は訪問者に価値のある、正しい情報を発信しなければならないことを肝に命じておきたいものです。

(なんでしょう、何だか自分にとって後味の悪い記事になってしまいました・・・^^; )